国が違えば風習や文化も違います。
知らなければドキッと驚いてしまう。
そんな知られていない「習慣」が、オーストラリアにもあったりします!
オーストラリアの魅力の一つでもある、巨大ショッピングモール。
よくある無機質な日本のデパートとは違い、とても開放感のある作りになっているのが特徴です。
ザ・外国!という雰囲気のモールは、歩いているだけで楽しくなりますよね♪
何も買う予定はないけれど、せっかくだからと見て回る。
それが休日の過ごし方にもなったりします笑
ウィンドウショッピングが好きな私は、オーストラリア滞在中によくモールをぶらぶらしていました。
しかし、ある日、お店の店舗を出ようとしたら、出入り口にて待機しているスタッフに声をかけられました。
「May I check your bag? please.」
(すみません、あなたのカバンの中身を見せていただけませんか?)
ドキッとしますよね汗
そう!
これこそ、オーストラリアでは当たり前の光景なのです!
お店(モールの中の各専門店)の出入り口ではスタッフが待機していることがあり、きちんと商品を購入しているのか、万引をしていないのか、抜き打ちでチェックを行っています。
スタッフが立っている際には、リュックサックや買い物袋などを持っていると、十中八九声をかけてくると思って下さい。
そのお店で購入した商品や買い物袋であっても例外ではありません!
購入レシートとその商品を照らし合わせながら一つひとつチェックします。
(JB Hi-Fi等の単価の高いお店では厳しくチェックする傾向にあります)
怪しい行動をとっていなければ、チラッと見て、レシートにチョチョッとボールペンで何か書いて終わりです。
ここは落ち着いて、
「Sure!」
(もちろん!)
と、笑顔で答えて下さい笑
自分でお会計をするセルフチェックが一般的なので、「ちゃんとスタッフは見ているぞ!」的な抑止力の意味合いが強いのだと思います。
あなたを疑っているのではなく、全てのお客さんに対して行っている行為ですから、お気を悪くしないでくださいね。
このようなスタッフがお客様のカバンをチェックする行為にもガイドラインが定められています。
1.スタッフはお客さんのカバンやその中身に触れてはいけません。
2.お客さまに対してよく見るためにカバンの物をどかすようお願いすることがあります。
また、この「手荷物検査」は、オーストラリアの法律で許可されている行為ではありません!
では、なぜこのようなことが認められているのか?
それは、法律にて入店に際する特別な条件(「スタッフの手荷物検査を受けることに同意した方のみ入店できる」等)を定めることが認められているからです。
ですが、そのような特別な条件がある場合には、お店側に対して全ての入り口にその条件を掲示するという義務があります。
まあ、お店の外観のデザインを損ねますから、実務上、実際には掲示されていないお店がほとんどです。
しかし、スタッフが出入り口に待機していたらチェックしますよという暗黙の了解があるというのは覚えておいてくださいね!
留学やワーホリで海外へ長期で滞在していると、世界には様々な習慣やルールがあるのだなと実感します。
こういいった事も含めて、海外生活は日々新しい発見があって楽しいです笑
【参考】
🌏Having your bag checked – Queensland Government(英語)
🌏Checking your customers’ bags – Queensland Government(英語)
最後までお読み下さいまして、誠にありがとうございました。
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