石川すみれさん（女性）

いえいえ、少しでも台湾留学を考えている未来の後輩のお役に立てるのであれば幸いです。

高校の時、中国語を学びたいと思い留学先を探していたところ、沖縄から1番近く中国語を学べる国としてピックアップされたのが台湾でした。
治安も比較的良く、物価も日本より安いということで台湾への留学を決めました。

カウンセラーさんが色々とお世話をしてくださったこともあり、比較的早く生活に慣れたと思います。
ただ、最初は道端に充満している独特な香辛料の匂いや、食事があまり口に合わず、1ヶ月で3キロ近く痩せました。

ですが、後半はこんな感じで美味しく食べていましたよ笑

そして、アパートのトイレを詰まらせたり、お財布を無くしたり色々なイベントが起こりましたが、優しい良い人達に助けられ、今では良いお話のネタになってます笑

最初の3ヶ月間は、クラスメイト7人の初級クラスで、基礎から学びました。
授業時間は、1日に2時間（レギュラークラス）と3時間（インテンシブクラス）から選択でき、時間帯も3パターンから選択可能です。学期末（3ヶ月）毎にある昇級試験に合格することで、一つ上のクラスで3ヶ月間学ぶというサイクルでした。
私は語学学校にて2年ほど勉強し、授業時間以外では、言語交換やバイトなどをしながら中国語の勉強をしました。
毎日とても楽しく充実していましたよ笑

大学1年目は授業に全く付いていくことができず、最初の中間試験ではあまりの出来なささに大泣きしました。
時間が経つにつれ友達も増え、その友達と協力し合ったり、僅かな日本人の正規留学生と切磋琢磨しながら、無事留年することなく卒業できました。

私の通っていた東海大学では、多国籍サークルなどもありましたから、台湾の友達以外にも、様々な国の友達ができました。色々なイベント活動を通して、異文化交流もできました。

もちろん辛かった時期もありますが、日本とは異なる文化に接したり、外国の友達も沢山できたことで視野や考え方がとても広がりました。留学して本当に良かったと心から思います。

はい、卒業後は東京で就職することを目標として就職活動を行いました。
無事に内定をいただき、卒業した翌年には働き始めていました。

いえいえ、実は、本当は中国語を活かせる仕事を希望していました。
観光産業に関連した分野に絞って就職活動をしていたのですけれど、その分野では就活情報が少なく準備が不十分であったり、就職活動の時期のズレから面接ができなかったりもしました。
今は中国語を全く使わない仕事をしていますが、中国語のレベルを落とさないように、今でも台湾の友達と会ったり連絡をとりながら積極的に中国語を使うようにしています。
将来的には中国語を活かしながら、台湾など中華圏と関わるお仕事ができればと考えています。

異国の地・異文化・異言語に戸惑うことは多々あると思います。
しかし、外に出ることでグローバルな視野が身につくだけではなく、母国に対しての価値観なども大きく変わってきます。
台湾は世界的にも治安が良く、とても親切で、日本語の話せる方も沢山いますから、海外に行ったことがない方でも比較的安心して生活できる国です。
これから留学を目指す皆さん、是非とも気負わずに台湾生活を楽しんでください。