
出身地:沖縄県
出身高校:沖縄県立浦添高等学校
出身大学:沖縄国際大学
日本での社会人経験を経てカナダへワーホリ留学
語学学校を修了した後、ローカルのお仕事をゲット
地元の方々に囲まれながら充実した生活を過ごされています
伊波翔太朗さんの留学体験談(要約)
留学のきっかけと決意
こんにちは、伊波翔太朗です。学生時代から「アメリカに住みたい」という夢がありましたが、大学卒業後は日本で営業職に就きました。しかし、5年経ってもその夢を捨てきれず、ついに会社を辞めて留学を決意しました。
カナダを選んだ理由
アメリカへの直接留学は費用が高く、学びながら働きたいという希望もあったため、アメリカを目指すステップとしてカナダを選びました。カナダはビザが取りやすく、自分に合った語学学習環境と仕事の経験ができる場所として最適でした。
初めてのカナダ生活
カナダは移民の国で、多様な文化背景を持つ人々との交流が多いです。最初は各国の訛りに苦労しましたが、次第に慣れていきました。また、日本のトイレの快適さを改めて実感しました。特にカナダのトイレ事情には驚きましたよ(笑)
語学学校での学び
語学学校では中級レベルからスタートし、英語を英語で学ぶ難しさに苦戦しました。テストの難易度も高く、予習・復習の大切さを実感しました。文法の間違いも多く、先生には「会話はもういいから文法だけをやりなさい」と言われることもありました(笑)
生活と交流
バンクーバーの冬は雨が多く辛い時期もありましたが、晴れた日には友人と山登りやハイキングを楽しみました。仕事探しでは、日本にいる時からピックアップしていたお店に履歴書を持参し、地元のハワイアンポキのお店で働くことができました。ラフな職場環境で働きながら、英語と文化を学ぶ毎日が充実しています。
未来への展望
将来的には教員を目指しています。カナダでの経験を活かし、沖縄の子どもたちに異文化や他者を受け入れる大切さを教えたいと考えています。
特別な体験と学び
カナダでの特別な体験は多く、異文化交流や日本と沖縄の違いを実感しました。多国籍の友人との交流を通じて、視野が広がりました。カナダの職場環境や文化に触れることで、多くの新しい発見がありました。
メッセージ
留学を考えている皆さんには、考えすぎずに行動することの大切さを伝えたいです。不安なことも多いかもしれませんが、楽しむ気持ちを持って挑戦してください。留学後も楽しむことを忘れずに生活すれば、素晴らしい留学生活を過ごせると思います!
私のカナダ留学体験が、これから留学を考えている皆さんの参考になれば嬉しいです。留学は新しい世界を開く素晴らしい経験です。少しでも興味があるなら、ぜひ挑戦してみてください。
対談インタビュー(全文)
伊波さんがご相談に訪れた際には、まだ会社に勤められていましたよね。
会社を辞めて留学しようと行動に移すキッカケを教えてください。
しかし、実現させることもなく、大学を卒業して、そのまま日本にて就職しました。5年ほど営業職を勤めていましたが、やはり、もっと広い世界を見てみたい、海外で働いてみたい、という気持ちは大きくなるばかりでしたね。
そんな中、その夢をポロリとお取引先のお客様に伝えたところ、御社をご紹介していただいたり、移住経験のある方との出会いがあったりと、様々なタイミングがちょうど良く重なり、気持ちが益々抑えられなくなりました。
そして、会社の同僚や上司をはじめ、多くの方々に背中を押してもらい会社をやめちゃいました(笑)
また、アメリカは学費も他の国々と比べると高額なことから、アメリカを目標としたステップアップの第一歩として、別の国から始めるのもありだと考えました。
オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなど、様々な英語圏の国がありましたけれど、最終的には、夢であるアメリカに1番近いことや、自分自身に合った語学学習の環境、そして、仕事も経験したいという目標もありましたから、ビザ関係なども含め総合的に判断してカナダを選びました。
その、各国それぞれに英語の訛りがありますから、最初はそれに慣れるのに苦労しました。
また、全然話は変わりますけれど、「日本の文化は素晴らしい」と改めて気が付いたのは「トイレ」です。
日本ではどこにでもあるトイレですが、カナダ(海外)は違います。入るためにセキュリティチェックが必要なところもあります。
気軽に利用できるトイレの場所を、予めいくつかチェックしておくことをオススメします(笑)
2ヶ月間の語学学習を終えられましたけれど、勉強面にて苦労された点はありますか?
学習している内容は、中学、高校レベルの英語でけれど、日本と違うのは「英語を英語で習う」というところです。これには苦戦しました!!
また、テストの内容も幅広く難易度も高かったのですけれど、そのおかげで予習・復習の大切さを改めて実感しました。
ある程度の会話はできるようになったのですが、文法の間違えもあったりしたので、先生には「会話はもういいからあなたは文法だけをやりなさい」と言われました(笑)
ご紹介した学校が伊波さんにピッタリだったようで嬉しく思います。
時間 | 科目 | 内容 |
---|---|---|
9時 ~11時 | 英文法 単語 会話 | 教室での一般的な座学、基礎学習 |
11時 〜12時 | 英文法 プレゼンテーション 単語 | 実践的な内容で単語の難易度も英検準一級レベル、応用学習 プレゼンテーションでは人前で自分の意見や考えを発表します |
12時 〜13時 | リスニング | パソコンを利用して様々な会話やニュースを聞き、不明な点は繰り返し訓練します |
昼食 | ||
午後 | 自習 | その日の復習や課題などを行います |
学校によっては、9時から12時、昼食をはさんで13時から14時というコマ割りにもなります。
伊波さんの通われた学校ですと、昼食前に一日の授業を全て終えることで、午後は自分に合った過ごし方ができますね。
ある程度の語学力がある方は、語学学習を短期間と決めることで、高いモチベーションを維持できます。その高いモチベーションを保ちながら集中して学習することで、伊波さんのように高い英語力が身に付きます。
バンクーバーの冬は基本的に雨か曇りですから、晴れた日を逃さずに、友人と山登りをしたりと、とにかく外に出るようにしていました。
バンクーバーは少し北に行けば山があります。そこにはハイキングコースもありますから、マイナスイオンが吸い放題です!!


しかし、着いた当初1月〜3月上旬は雨ばっかりでそれだけが辛かったです(笑)

お仕事探しなどはどのようにされましたか?
ご紹介いただいたJpcanadaという掲示板はとても便利ですね!!日本にいながらカナダの情報を得ることができました。仕事探し以外にも、お部屋探しなど様々な面で助けられました。
私がカナダにいた頃にも、大変お世話になりました(笑)
渡航後に生活が落ち着いた頃から履歴書を作り、気になっていたお店へ直接持っていきました。
履歴書を提出して1週間程経っても返事が無かったので、次の候補の所に履歴書を出しに行こうとしたその日に連絡があり、その日で面接の連絡がありました。
面接はどのような感じでしたか?
面接にて聞かれた内容は、ビザの有効期限や沖縄のこととかでしたね。皆さん沖縄好きの方々だったので話に花が咲きました(笑)
その後、その日のうちに採用の連絡をいただきました。
とてもローカルなとこですけれども、少ないですが日本人もいますし、オーナーさんは、奥様が日本人という日本大好きカナディアンです!皆さまは私に対しても優しく接していただいています。
デリ(店頭販売)のような所なので、お客様の目の前で作っていきます。ある程度の英語力は必要になりますから、仕事もできる上に、英語も勉強できる!
今の職場をとても気に入っています(笑)
沖縄でも仕事していましたし、今の仕事自体も朝9時からのスタートがほとんどですから、時間面でも学校に通っていた時とほとんど変わりはないですね。
しかし、意識は大分変わりました。
時間内できっかり仕事を終わらすべきですし、異国で働いているため、お金を頂いているという有難みには日々感謝しています。お金を稼ぐって大変ですね。
私たちのお店だけかもしれませんけれど、、、
お客さんが目の前にいても、カナダ人の同僚は普通にケータイをいじったり、コーヒーを飲んだりしていることもありますし、勤務中にもかかわらずお酒を飲んでいたりします(笑)
日本とは違い、かなりラフな環境で、とっても楽しい職場です(笑)
また、仕事終わりには時々同僚と飲みに行ったりします。ここは、世界共通なんだと思いましたね(笑)
「自分が楽しめなければ、良いものをお客様へ提供できない」というスタンスの方は多いと思います。
やはり外国ということで、異文化交流ですね!様々な国の文化だけでなく、「日本(本州)」と「沖縄」の違いも実感しました。また、ここでは伝えられない、きれいな部分だけではない裏のカナダもあります(笑)
どれも沖縄では絶対体験できなかったことですね!!
外国では、日本で体験することのできないことが多くあります。
カナダで学んだ異文化、他を受け入れる寛容さを沖縄の子ども達にも伝えられると素晴らしいなと思っています!!
悩んでいる方は行動に移してみてはいかがでしょうか?素晴らしい出会いがたくさんあります!!
費用とか、言葉とか、自分ができるのかなとか、心配する部分はあると思います。しかし、意外とどうにかなるものですよ(笑)私でもなっているので(笑)
特に、ウチナーンチュ(沖縄の方々)は外に出たほうがいいと思います!!
人それぞれだとは思いますけれど、私はカナダにて、沖縄の素晴らしさに気付かされました。海の綺麗さ、人の暖かさ、ご飯の美味しさなど、沖縄にしかない良さがわかりました。
しかも、ウチナーンチュは、時間をきっちり守るっていう感覚があまりないので、海外生活に向いてると思います(笑)特に、南米の人とは合うと思いますよ(笑)
小さい島国から外に飛び出すことで、日本の素晴らしさ、地元の素晴らしさ、海外の素晴らしさ、多くの新しい発見を毎日得ることができますよ!!
とても楽しくお話をすることができました。これからもカナダで楽しんでくださいね!
今後とも何か協力できることがあればいつでもお声掛けください(^^)/
「新しいこと、やりたいことを強く思って行動に起こしたら、不思議とその道へ導かれるかのようにキッカケだったり物事が開かれていく」
まさに、そのとおりだと思います。今回の留学もそうでした。
伊波さんより最初のご相談を受けてから渡航まで、その期間はなんと半年でした。
強い気持ちさえあれば、今、行動に移すことで、新しい道が開かれるのですね。
皆さまの留学がより充実したものとなるよう、私たちも全力でサポートいたします。
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